今宵のジャズは・・・

シーンと静まりかえった夜、1枚のアルバムを取り出す。

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今宵のジャズは・・・その81

連日30度を超える暑さが続いていたかと思うと、
岐阜県の多治見では40度を超えたそうだ。
北極海の氷も今世紀には溶けてしまうかも・・・
とニュースでやっていた。
地球はどこか狂い始めているのかな?
それでも、本日23日は処暑(しょしょ)といって、
「暑さが峠を越えて後退し始める頃」だそうだ。
明日から少しは暑さが和らぐといいのだけど。

暑い時に聴くジャズの定番は、ボサノヴァです。
ここのところずっと聴いていたのが、
ラウズの「BOSSA NOVA BACCHANAL」
267.jpgBlue Note
1962録音
CHARLIE ROUSE(ts)
KENNY BURRELL(g) CHAUNCEY`LODD`WESTBROOK(g)
LARRY GALES(b)
WILLIE BOBO(ds)
PATATO VALDES(cng)  GARVINHIGGINS(chekere)

ラウズがブルー・ノートに吹き込んだ唯一のリーダー・アルバム。
残念なのはもう何枚かブルー・ノートにリーダー・アルバムがあれば、ラウズの人生も変わっていたかもしれません。
とりあえずラウズはこの年にはモンクのカルテットに参加していたんですけどね。
62年はジャズにボサノヴァを取り入れることが流行したようで、他にもいくつかのボサノヴァ関係のアルバムが出ているようです。
なかでもゲッツ、アイク・ケベックなどテナー・サックスのものを聴き比べてみるのもいいかもしれませんね。
ボサノヴァ調(?)のラウズのテナーは、とても軽やかでリズミカルで
それでいてしっかりと安定しているように聴こえます。陽気で情熱的な面でいえば少し物足りないかもしれないが、リズミカルなテナーにラウズの意気込みを感じることができて、ラウズ好きの僕にとってはうれしいアルバムです。
ボサノヴァとラウズのリズミカルな側面は結構合っているのかも。
好きなのは3と4曲目のルイス・ボンファの「VELHOS TEMPOS」と「SAMBA DE ORFEU」です。
特に「VELHOS TEMPOS」での歌うようなラウズのテナーに、この暑さも忘れてしまいます。
もうしばらくは暑い日が続くようですので、ボサノヴァのジャズを聴いて乗り切っていきましょう。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/08/23(木) 22:19:36|
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今宵のジャズは・・・その76

ドナルド・バードの「BYRD IN HAND」
bird.jpg
1959.5.31録音
DONALD BYRD(tp)
CHARLIE ROUSE(ts)
PEPPER ADAMA(bs)
WALTER DAVIS,Jr.(p)
SAM JONES(b) ART TAYLOR(ds)

バードとペッパー・アダムスのコンビにラウズが加わった3管編成。
バードといえば、リー・モーガンの流れでファンキー・ジャズの印象ですが、ここでの安定した高音域、メロディアスな演奏を聴いているとまさに正統派トランペッターという感じがします。
長いメロディ・ラインも歌心溢れるトーンで流れるように演奏し、
哀調を帯びて吹くフレイジングも魅力的です。
 またバードもラウズもそれぞれの持ち味を出したソロを披露していますが、
ペッパー・アダムスのバリトン・サックスがブリブリとその存在感を
主張してまさに聴きごたえがあります。
時にはリズムをとり時にはソロで前に出て、そのバリトンの魅力を最大限に発揮します。
2曲目の「HERE AM I」ではその魅力を十分に堪能できて、
とても好きな演奏です。
全体的にどの曲も50年代のブルーノートでのバードの絶好調を
感じることのできるアルバムですね。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/07/08(日) 21:28:35|
  2. CHARLIE ROUSE
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今宵のジャズは・・・その73

Charlie Rouseの「EPISTROPHY」
「The legendary saxophonist`s last recording」
というシールが貼ってあって、
ラウズのラスト・レコーディングであることを意味している。
epistrophy.jpg32JAZZ 
1988.10.10録音
CHARLIE ROUSE(ts) 
GEORGE CABLES(p) JAFF CHAMBERS(b)
DON CHERRY(ts) BUDDY MONTGOMERY(vib)
RALPH PENLAND(ds) JESSICA WILLIAMS(p)
録音された10月10日は、セロニアス・モンクの誕生日。
このアルバムは、モンクの誕生日を記念するライブ(バースディ・トリビュート・コンサート)を収録したものです。
ですから曲目も
Nutty
Ruby,MY Dear
Blue Monk
In Walked Bud
Round Midnight
Epistrophy
とラウズにとってはモンクとの馴染みの曲ばかりです。
きっと12年間のモンク・カルテットの一員として何回も演奏した思い出の曲ばかりでしょう。
サイドメンには、ペットにドン・チェリー、ジャズ・ギターのウェス・モンゴメリーの弟のバディ・モンゴメリーがヴァイブというちょと変わった構成ですが、主役はラウズです。
「Ruby My Dear」はラウズのテナーの美しさを感じさせてくれるゆったりとした味わいのある演奏です。この曲のみ演奏しているジェシカ・ウイリアムスという人のピアノもなかなか素晴らしいです。
「Round Midnight」は16分にも及ぶ演奏。
ピアノ、ヴァイブ、ペットと魅惑的なソロが続き最後にラウズのテナーが入るという内容で、長さを感じさせない素敵な演奏。

このライブの翌月の11月30日にラウズは永遠の眠りにつきます、64歳。
「The legendary saxophonist」
合掌です。

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  1. 2007/06/10(日) 21:52:09|
  2. CHARLIE ROUSE
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今宵のジャズは・・・その71

Charlie Rouseの「Soul Mates」
Sahib.jpgUPTOWN 1988.6録音
Charlie Rouse(ts)
Sahib Shihab(bs)
Claudio Roditi(tp flh)
Walter Davis,Jr(p)
Santi Debriano(b) Victor Lewis(d)
前回に続いてのUPTOWNレーベル。
今回もベテランたちの起用です。
今回はサヒブ・シバブとウォルター・ディヴィス・ジュニアとの組み合わせ。
このアルバムの録音は1988年6月。
実は同年にラウズ、翌年の89年シバブ、90年にディヴィスが永遠の眠りに就いてしまう。
このアルバムの発売を3人は見ることはなかったのだろう。
UPTOWNレーベルの関係者もきっと予想できなかったことなのかもしれない。
ある意味このアルバムは、ジャズが好きな人にとって、3人が残してくれたとても素敵な贈り物です。
ジャケに写っているラウズとシバブはなぜかとてもおしゃれに思う。
ラウズなんか白い帽子に白いスラックス。
64歳のおしゃれなオジサンといった感じ。
本当に眺めているだけで、テナーとバリトンの素敵な音色が聴えてくるようです。
きっと2人とも天国でもサックスを鳴らしているのかも。
合掌…

11曲の演奏は
「Three horn」6曲
「Charlie Rouse,Claudio Roditi」3曲
「Charlie Rouse,Sahib Shihab」1曲
「Charlie Rouse with rhythm section」1曲
となっていて、それぞれ曲ごとに楽しめます。
ラウズはやはり安定感のある堂々としたテナーサウンドを聴かせてくれるし、シバフのブリブリとしたバリトンの音色も耳に心地よい。
好きな曲はやはりバラード、
「I`m Never Happy Anymore」「Bittersweet」などうっとりしちゃいますね。
他にもタイトル曲の「Soul Mates」「Bohemia After Dark」などベテランたちの円熟したプレイが素敵です。


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  1. 2007/06/04(月) 23:24:14|
  2. CHARLIE ROUSE
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今宵のジャズは・・・その70

CHARLIE ROUSE-RED RODNEY
「Social Call」
P5280004.jpgUptown
1984.1録音
Charlie Rouse(ts)  Red Rodney(tp flh)
Albert Dailey(p)  Cecil McBee(b)
Kenny Washington(ds)  
Don Sickler(arr)
1984年録音だから、1924年4月6日生まれのラウズは60歳だ。
モンクはすでに1982年2月17日にこの世を去っている。
モンクと離れた後もモンクのイメージを少なからず持っていたというラウズだが、
ラウズのテナーは円熟していて素晴らしいと思う。
このアルバムでは、
「Darn That Dream」が好きです。
10分近くの演奏だけど、長さを全く感じさせないとてもいい演奏です。
ラウズのじっくりと歌い上げていく深く渋みのあるテナーサウンドに
しばらく酔いしれてしまいます。
そのあとに続くロドニーのソロもゆったりとした演奏を聴かせてくれます。
まさにベテラン2人の円熟した演奏です。
 
 ちなみにこのアップタウンというレーベルの魅力は、忘れ去られていたベテランたちに録音の機会を与えたということです。
なんてすばらしいレーベルでしょうね。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/05/28(月) 22:43:41|
  2. CHARLIE ROUSE
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