今宵のジャズは・・・

シーンと静まりかえった夜、1枚のアルバムを取り出す。

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今宵のジャズは・・・その31

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「THE BOBBY TIMMONS TRIO IN PERSON」
1961年10月1日、NYのヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音。
同年同場所の6月25日に、エバンス・トリオによって、「サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」と「ワルツ・フォー・デビィ」が録音されている。知名度ではやはりエバンスに軍配が上がるかも。
でも、演奏はティモンズだって素晴らしい。
ティモンズは1935年生まれだから、26歳の演奏だ。
58年から61年までアート・ブレーキーのジャズ・メッセンジャーズに参加した後の最初のリーダー作でもある。
「モーニン」の作曲者としても有名だが、このアルバムでも「ソー・タイアード」「ダッド・デア」「ポプシー」のソウルフルなオリジナルを演奏。「枯葉」「時さえ忘れて」「朝日のようにさわやかに」のスタンダードナンバーも入って楽しいアルバムになっている。
ティモンズのピアノタッチは独特だ。まるで打楽器を叩くような演奏スタイルは、音の強弱をはっきりさせ、まるではずむような力強く音の短いどっしりとした演奏を生み出している。
かえってそれが繊細であきのこないメロディーを奏でているようにも思える。
また63年にマイルス・グループに参加する以前のロン・カーターの若き演奏も聴きどころである。
「朝日のようにさわやかに」でベース・ソロが堪能できる。
ティモンズは38歳で生涯を終える。円熟を待たずに世を去ったピアニストの若き日の演奏にしっかり耳を傾けましょう。
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  1. 2006/10/30(月) 21:16:58|
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今宵のジャズは・・・その30

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ベニー・グリーン「Back On The Scene」
1958年3月、ブルーノートでの初リーダー作。
参加メンバーは、チャーリー・ラウズ(ts)、ジョー・ナイト(p)
ジョージ・タッカー(b)、ルイス・ヘイズ(ds)
グリーンのトロンボーンとラウズのテナーは、どこか似ているような気がする。
楽器は違うが、温かみのあるどこか朴訥としたスタイルがそう感じさせるのかもしれない。

グリーンのトランペットの音色をとことん味わうには、
4曲目の「YOU`RE MINE YOU」
ヘッドホーンをつけて、できるだけ大音量で聴く。
スローテンポのバラードで、非常にゆったりとした曲。
太くて温かくて、思い切り伸ばして吹くトロンボーンの音色。
このロングトーンを聴くだけで、本当に幸せな気分になれる。
途中ではいるラウズのテナーもそんな気持ちを崩さない。

2曲目の「MELBA`S MOOD」
女性トロンボーン奏者、メルバ・リストンという人のオリジナルだそうだ。
なにか曲全体にラテン・ムードあふれ、哀愁漂うナンバー。
ラウズのソロは、絶好調。このような曲はラウズの得意中の得意なのかもしれない。
グリーンのミュートをつけたソロもジョー・ナイトのピアノのソロもなかなかに美しい。

アルバム全体を聴いて、少しラテン調なのはなぜ?

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  1. 2006/10/20(金) 23:10:17|
  2. CHARLIE ROUSE
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今宵のジャズは・・・その29

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日曜日までの仕事がやっと終わって、明日は休み。
ホッとできる今日のこの時間が一番幸せ。
テナーの音が聴きたくて、今宵は
ズートの「デュクレテ・トムソンのズート・シムズ」
ズートが8枚録音した1956年における4枚目のアルバム。
31歳の全盛期の1枚として大好きなアルバムです。
パリにて録音され、トランペット入りのクインテット。
tpのジョン・アードレイはアメリカ人でクインテットはフランス人という構成。
ズートは豪快にスイングしているというより、丹精に旋律を聞かせるような吹き方で、その分、アードレイのペットが軽快にスイングしているという印象です。その絡み合いも聴きどころです。
ワンホーンのバラードプレイでしびれてしまうのは、
クインシー・ジョーンズ作の「パリの午後」
当地での演奏ということもあって、旅情豊かに聴かせてくれます。
6曲目の「マイ・オールド・フレイム」でのバラードプレイも最高。
このままズートのテナーに酔いしれていたい…そんな夜です。

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  1. 2006/10/15(日) 23:29:30|
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ジャズのある暮らし・・・その11

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今日、10月13日は21回目の結婚記念日。
もう21回かぁ…年取るわけだなぁ。
子供は、高校3年生の娘と中学3年生の息子。
W受験でもう大変。どこでもいいから、無事合格して欲しい。

去年の20回目は、指輪が欲しいというので、えらい高い買い物したので、今年はイオンでバイキング。
ぶらぶらしていたら、「ヴィレッジ・バンガード」という本屋さんで
かえるのジャズメンをみつけて、思わず買ってしまいました。
トランペットとトロンボーン。
なかなかユニークでしょ。

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  1. 2006/10/13(金) 22:24:38|
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ジャズのある暮らし・・・その10

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今日は休日。
変則勤務なので連休にはならず、飛び飛びの休日。
それに今日は、仕事の関係で居所をはっきりさせとかないといけないので(?)1日家にいました。
いい加減にしてよ…と言いたくなりますが、とにかくのんびりするのが一番ですね。
こんな日は、ジャズを聴くか、本を読むか・・・なので、
本棚から取り出したのがこの本です。
「猫はジャズが好き」 絵・文 前田マリ
猫(CAT)は、ジャズミュージシャンやジャズ狂を意味するアメリカのスラングだそうです。
猫はジャズにとってただならぬ関係があるんだね。
ちなみに我家にはビーグルの女の子がいます。
DOGとジャズは関係ないのかなぁ。
そういえば、犬の登場するジャズブログってないですよね。
誰か作ってくれないかなぁ。
この本をよく取り出すのは、ジャズの傾向がとても自分と似てるような感じがするから。
「トロンボーンが好き」…うんうん、僕もです。
「チャーリー・ラウズが好き」…うんうん、全く同じ。
その他のことも読むたびに、うんうんとうなずいてます。
挿絵も紹介しているアルバムもなかなかよくて、何度も読み返しています。

この本を読んで、あまり(全然)聴かなかったモンクを聴こうと思ってます。
もちろん、チャーリー・ラウズを聴くために。
そんなんで今日は、大好きなラウズのアルバム「YEAH!」でも聴きましょう。

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  1. 2006/10/10(火) 18:27:03|
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ジャズのある暮らし・・・その9

スタンダードな曲を聴いていると、時々、その曲につけられた
歌詞を知りたくなります。
そんな時によく訪れるサイトがあります。
「開けてびっくりJazz詩玉手箱」
http://www014.upp.so-net.ne.jp/komati-nikki/index.html
現在全41曲が紹介されています。
それらを年代順「ジャズ詩の旅」で、1920年から1960年代まで年代順に見ることができます。
それぞれの曲には、そのイメージの素敵な挿絵が貼られ、日本語訳が紹介されています。
きっとメロディーを聴く時とは違ったその曲の世界をのぞくことができるでしょう。
また10年代から60年代の作品群の時代背景も読んでいてとても勉強になります。
原詩は著作権の関係で掲載されていませんが、素敵な訳詩に心和ませるのもいいものです。

モンクの「Blue Monk」にも歌詞があるんですね。
「一人で行くんだ。人生は自分のもの。
 でもコストは時々高くつく。
 成し遂げられることもあれば、挫折もある。
 来る年も、来る年もやり続けて、
 やっと何かがやりとげられる。
 Monkeryはブルースを
 来る年も、来る年も、歌い続ける」
モンク自身の作詞ではないようですが、
何か心惹かれるものがあります。

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  1. 2006/10/09(月) 23:59:44|
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今宵のジャズは・・・その28

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GERRY MULLIGANの「NIGHT LIGHTS」
先回とりあげた「WHAT IS THERE TO SAY」の2年前1963年録音。
先回のカルテットにジム・ホール(g)、ボブ・ブルックマイヤー(tb)他が加わってる。
マリガンではおそらく一番の(?)人気盤でしょう。
多くの人を引きつけているのは、バリトン、ペット、トロンボーンのおりなすミディアム・スローテンポな体に染み渡る演奏にあると思います。夜の静けさの中をあたかも何かの主人公になってさまよい歩いている…そんな光景を想像してしまいます。
全体を通してマイナーでリラグゼーションの要素が強い演奏で、アドリブな演奏を期待している諸氏には物足りないアルバムかもしれませんが、マリガンがピアノもクラリネットも…とその多才振りを発揮しているのも聞きものです。
ジャケットも今の都会の夜景と見まちがえるほど、センスにあふれまた曲の内容に合った素晴らしいジャケです。

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  1. 2006/10/08(日) 22:13:25|
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今宵のジャズは・・・その27

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THE GERRY MULLIGAN QUARTETから「WHAT IS THERE TO SAY」
ジェリー・マリガンは、1952年、チェット・ベイカーらとピアノレス・カルテットを結成し、当時のウエストコースト・ジャズを盛り上げました。リズムセッションにはピアノが当たり前のようにあったジャズの世界では、画期的な出来事だったようです。ピアノをはずしたリズムの上にトランペットとバリトンサックスの2本のホーンで紡ぎだす対位的なインタープレイと斬新なサウンドが当時のジェリー・マリガン・カルテットの特徴です。
その時から10年以上経った1965年にトランペットにアート・ファーマーを加えてコロンビアから出たのがこのアルバムです。
メンバーは、ジェリー・マリガン(bs)、アート・ファーマー(tp)、
ビル・クロウ(b)、ディブ・ベイリー(ds)
ベースのクロウは、その著書「さよならバードランド」のなかで、このアルバムのことを少し書いています。
  1958年ごろからコロンビア・レコードのための吹込みを始めて、ジェリーが家で曲を書けないので、クロウのアパートでこの「WHAT IS THER TO SAY」を書き上げて、それがアルバムのタイトルになったこと、
 ジェリーからアートとクロウに何か作曲してくれと頼まれ、それぞれ1 曲ずつ書いたことなど・・・
(3曲目の「NEWS FROM BLUEPORT」がクロウの曲、6曲目の「BLUEPORT」がアートの曲です)
1枚のアルバムを作るのにこうしたエピソードが当時のメンバーから分かるのは面白いですね。
さて、やはり聴きどころは、アートの柔らかく優しいソフトなペットと
マリガンのバリトン・サックスのナイーブな優しさにあふれた音色のからみあいです。
4曲目の「FESTIVE MINOR」がお気に入りです。この曲は1963年録音の
「NIGHT LIGHTS」でも演奏していますが、ギターのジム・ホールが加わった演奏になっています。聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
僕はシンプルさでどちらかというとこちらの方が好きです。
6曲目の「MY FUNNY VALENTINE」アートのペットがテーマを切々と歌い上げていきます。
静かな夜に聴くひとときの幸せを感じます。

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  1. 2006/10/05(木) 23:08:41|
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ジャズのある暮らし・・・その8

トロンボーンって・・・
サックスには、バリトン・サックス(bs)、テナー・サックス(ts)、
アルト・サックス(as)、ソプラノ・サックス(ss)があり、それぞれの分野に名プレーヤーがいます。
トロンボーン(tb)については、スライドさせて吹く1つの楽器のイメージしかありませんし、
トロンボーンはトロンボーンでしょ…という感じしかもっていませんでした。
ジャズの中でトロンボーンはかなり好きな楽器ですが、知識としてはそんなものでしかなかったです。
先日書いたズートのアルバムのメンバーのボブ・ブルックマイヤーについても、ただ単にトロンボーン奏者だと認識していましたが、よくみると彼は(v-tb)ですね。tbにvがつくと、ヴァルヴ・トロンボーンということらしいです。
何をいまさらって冷ややかな目で見られそうでが…
今日は休日だったので、ネットで「トロンボーン」「ヴァルヴ・トロンボーン」などの検索用語で調べてみました。
トロンボーンにもピッコロ、ソプラノ、アルト、テナー、テナーバス、バス、コントラバスなどの種類があること、トランペットやホルンのようにヴァルヴを持ったものがあることなどが分かりました。
ただ、スライドとヴァルヴでどう違ってくるのか、音は違うの…とかそこらへんのことは分かりませんでした。もっともっとトロンボーンという楽器の演奏を聴いていくことが必要なんですね。
楽器1つとっても奥が深そうです。ましてそれを使うプレーヤーにはそれぞれの個性や考え方や工夫など情熱もあります。
人の声に最も近いといわれている楽器、トロンボーン…もっといろんな人の演奏を聴いてみたくなりました。

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  1. 2006/10/02(月) 23:07:43|
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今宵のジャズは・・・その26

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ズートの「TONIGHT`S MUSIC TODAY」
ズートは1925年10月生まれ。30~31歳の1956年に8枚のアルバムを録音する。
まさに油の乗った現役バリバリ、のりのりの年代。
なかでも、ボブ・ブルックマイヤーと組んだアルバムを56年の1月から
2月にかけて3枚も録音している。
DAWNから「THE MODERN ART OF JAZZ VOL.1」
STORYVILLEから「TONIGHT`S MUSIC TODAY」と「WHOOEEE」の2枚。
そのうち「WHOOEEE」は持っていないので残念ですが、あとの2枚はそれぞれスイング感にあふれ、バラード風な演奏も取り混ぜて甲乙つけがたいアルバムになっています。

「TONIGHT`S MUSIC TODAY」の顔ぶれは、
ズート・シムズ(ts)、ボブ・ブルックマイヤー(v-tb)
ハンク・ジョーンズ(p)、ワイアット・ルーサー(b)
ガス・ジョンソン(ds)
オープニングの「ミスター・ムーン」から快調な演奏で、聴いているとすごく元気が出てくるようで、ご機嫌な気分になれます。
好きなのは4曲目の「ブルース」
ズートのなんと渋い声のヴォーカルが魅力的です。
ヴォーカル初披露ということですが、なかなかどうして堂々と歌っています。バックのハンク・ジョーンズがセレステといういい音色の楽器を弾いているのもなかなかの聴きどころです。
ズートはワンホーンでのソロで真価を発揮するということは、もちろんその通りだと思いますが、2管編成のこのアルバムも魅力的な演奏に満ちていると思います。ボブ・ブルックマイヤーも朴訥としてどちらかというと控えめで、僕は好きです。

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  1. 2006/10/01(日) 23:45:29|
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