今宵のジャズは・・・

シーンと静まりかえった夜、1枚のアルバムを取り出す。

ジャズのある暮らし・・・その24

「死刑台のエレベーター」
職場の同僚からDVDを借りて、やっと観ることができました。
サントラ盤のCDはすでに購入していたので、
やっと映画を観てから、ゆっくりとCDでマイルスのペットを聴くことができます。
映画の場面場面を想い描きながら、サントラ盤を聴いてみるのが、
シネマジャズの楽しいところでしょうか。
DVD.jpg1957年フランス映画
監督:Louis Malle
音楽:Miles Davis
出演:Jeanne Moreau
Maurice Ronet



「Ascenseur pour L`echafaud 」
CD.jpg1957.12.4-5パリにて録音
Miles Davis(tp)
Barney Wilen(ts)
Rene Urtreger(p)
Pierre Michelot(b)
Kenny Clarke(ds)


ルイ・マル監督25歳、マイルス31歳の作品です。
とにかくこの作品は、マイルスの即興による演奏と映画とジャズが結びあった映画として話題です。
解説によると「マル監督はディビスに2度、映画を見せてOKをもらい、音楽の必要な箇所を選定し、ジャズ・クラブでの演奏がない夜の11時から翌朝5時までかけて録音を行った。すべて即興による演奏は、およそ18分。だがこの18分間は、その後の映画における音楽を変えてしまうほどのインパクトを持っていたのだった。」とあります。
映画を観て、そのイメージをすぐ音に表現することのできるマイルスはやはり「ただ者ではない!」という感じでしょうか。
本当にモノクロ画面にマイルスのクールなペットの音色が「これしかない!」という印象で流れていきます。
この映画の全体に流れる情景は、物憂げで孤独な都会の夜のとばりとそこに生きる人間模様です。
そんな情景には、マイルスのミュートしたトランペットが本当に一番よく似合います。
でもジャンヌ・モローとの恋はどうなったのでしょうか?

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  1. 2007/09/30(日) 23:21:20|
  2. ジャズのある暮らし
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今宵のジャズは・・・その85

ジャケットがセクシーな「STRETCHING OUT」
ズートのリーダ盤(ですよね?)の「STRETCHING OUT」と
ボブ・ブルックマイヤーの「KANSAS CITY REVISITED」のカップリング盤です。
20070925204718.jpgSTRETCHING OUT)
ZOOT SIMS(ts) BOB BROOKMEYER(vtb)
HARRY EDISON(tp) AL COHN(ts, brs)
HANK JONES(p) FREDDY GREEN(g)
EDDIE JONES(b) CHARLIE PERSIP(ds)
(KANSAS CITY REVISITED)
BOB BROOKMEYER(vtb)
AL COHN, PAUl QUINICHETTE(ts)
NAT PIERCE(p) JIM HALL(g)
ADDISON FARMER(b) OSIE JOHNSON(ds)
`BIG`MILLER(vo)

両盤とも1958年録音で、最初の6曲が「STRETCHING OUT」、後半の6曲が「KANSAS CITY REVISITED」からの構成となっています。
今宵は、前半の「STRETCHING OUT」を聴いてます。
全体的に軽快にスイングするアンサンブルな演奏が聴きもので、古き良きジャズの香りが十分に漂ってくる、そんな雰囲気のするアルバムです。
1曲目のタイトル曲「STRETCHING OUT」からこのアルバムのそんな雰囲気を十分に堪能できます。特にトランペットのHARRY EDISONがなかなかよいですね。思わず体が自然とリズムに乗ってしまいそうです。
とにかく、4管のかもし出す心地よいリズムの音を全身に浴びましょう!

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  1. 2007/09/25(火) 21:35:17|
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今宵のジャズは・・・その84

「This is Pat Moran」と「Beverly Kelly Sings」を
カップリングした2in1。
「This is Pat Moran」はなかなか手に入らなかったので、
カップリングでもこうして聴くことができて、素直に嬉しい。
もちろんジャケットもセクシーな赤いヒールの「美脚」のものだし。
「Featuring Scott LaFaro」と銘打っているので、ラファロの演奏を中心とした選曲になっているのでしょう。
「PAT MORAN COMPLETE TRIO SESSIONS featering Scott LaFaro」
034.jpgFRESH SOUNDS
1957.11録音
PAT MORAN(p)
SCOTT LAFARO(b)
JONNY WHITED(ds)
BEV KELLY(vo)


ビル・エヴァンス・トリオで名をあげる前のラファロのベースをとにかく聴くことができます。
エヴァンストリオではインタープレーということで、ベースの存在を浮き上がらせたラファロですが、このモラントリオでもその存在感を感じることができます。
弦をはじくことから出るベース本来の重厚な音を、力強くリズミカルにランニングするプレイは、本当に素晴らしいと思います。
そして、それに乗るかのように力強さを増すモランのピアノも女性とは思えないほどの迫力があります。
とにかくパット・モランのリーダーアルバムですが、どうしてもラファロのベースばかりに耳が行ってしまうのは、(featuring Scott LaFaroですから)しょがないですよね。
20代という若さで逝ったベーシスト、ラファロ・・・
もうこのアルバムで聴くしかないでしょ!

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  1. 2007/09/16(日) 22:34:18|
  2. 今宵のジャズは・・・
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ジャズのある暮らし・・・その23

ウディ・アレン監督・脚本の1967年のアメリカ映画
「ラジオ・デイズ」を観ました。
P9130038.jpg
CAST
 ミア・ファロー
 ジュリー・カバナー
 セス・グリーン
 ダイアン・ウィースト


第2次世界大戦開戦直後の1940年代初めのニューヨークの下町ロッカウェイが舞台。
ウディ・アレンの少年時代の半自叙伝的な作品だが、ラジオが家族の団欒の中心的な存在であり、夢や希望を与えてくれる魔法の箱だったのがよくわかる。
ラジオから流れてくる音楽、それに合わせて踊る人たち・・・
そういえば、僕も学生時代はラジオが生活の中心だったなぁ。
・・・とまぁ、映画の概略はこのくらいにして、この映画の中で流れるナンバーは43曲もあるそうだ。
そしてなんといっても、ラスト近くでダイアン・キートンが歌う
「YOU`D BE SO NICE TO COME HOME TO」
が印象的なシーンだ。
ダイアン・キートンはこのシーンのためだけに特別出演している。
ジャズ好きな人にとって、またこのナンバーが好きな人にとっては、このシーンだけでも見る価値のある映画かもしれません。
ちなみに邦訳では「帰ってくれればうれしいわ」と訳されていたようですが、歌の内容からして誤訳のようです。
正しくは、「もしわたしがあなたの待つ家へ帰れたら、どんなに素敵だろう」という感じでしょう。
コール・ポーターによって制作された1943年は、第2次世界大戦真っ只中。
戦争に行った兵士が、家にいる「貴女」を思う歌・・・という解釈でいいのかもしれません。
ヘレン・メリルの名唱で知られるこのナンバーを映画で出会えるなんて
本当にうれしいですね。
122.jpg


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  1. 2007/09/13(木) 20:54:17|
  2. ジャズのある暮らし
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今宵のジャズは・・・その83

台風9号がきていますね。
速度が遅く雨、風に注意が必要のようです。
ここ東海地方は今夜が峠でしょうか。
明日の通勤時間は大丈夫だと思うけど。
そういえば、夕方の薄暗くなりかけた頃、
虹が出ていました。
ぼんやりとした大きなアーチでした。
すぐに消えてしまいましたが・・・

さて、「BLUES IN THE NIGHT」夜のブルースです。
20070906205501.jpgVENUS
2001.6録音
NEW YORK TRIO
 BILL CHARLAP(p)
 JAY LEONHART(b)
  BILL STEWART(ds)

50,60年代のジャズばかりを中心に聴いてきているのですが、このアルバムは何の違和感もなく耳に入ってきます。
もう新しいジャズも怖くない!エヘ
本当は、だいぶん以前に「ドント・エクスプレイン」が入っていたから購入したアルバムです。
ビリー・ホリディの曲ですが、大好きな曲なので・・・
とにかくチャ―ラップ・トリオともいうべきピアノ、ベース、ドラムの作り出すリズムは、聴いていて飽きがこないところがいいです。
ビル・スチュアートのドラムの4ビートは聴いていて気持ちがいいし、
レオンハートのベースのランニングも小気味いい。
2曲目の「一晩中踊れたら」の聴きなれたリズムも嬉しくなるし、
「マイ・ファニー・バレンタイン」「テンダリー」「エンブレイサブル・ユー」など僕にとって楽しい曲が一杯のアルバムです。

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  1. 2007/09/06(木) 21:34:15|
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